セキュリティ シールド

高度な保護機能プログラムに関するよくある質問。

高度な保護機能に登録する

どのような人が高度な保護機能プログラムに登録すべきですか?

Google アカウントに貴重なファイルや機密情報を保存している方は、ぜひ高度な保護機能を検討してください。特にジャーナリスト、活動家、企業の経営幹部、選挙管理に携わっている方などには、高度な保護機能の利用を強くおすすめします。

複数の Google アカウントを持っています。どのアカウントを登録すればよいですか?

オンライン攻撃の標的になるリスクが高い場合は、仕事用と個人用の両方のアカウントを登録することをおすすめします。できれば、家族のアカウントを登録することも検討してください。

Google Workspace アカウントを持っています。登録できますか?

Google Workspace アカウント(組織向けの Google アカウント)をお持ちの場合は、管理者の承認があれば個別にご登録いただけます。登録手続きを開始すると、管理者がすでに高度な保護機能を有効にしているかどうかをご確認いただけます。有効になっていない場合は、管理者に直接お問い合わせください。

私は組織(または部署)の Google Workspace 管理者です。全員のアカウントを登録することはできますか?

はい。運動組織、政治団体、報道機関、活動家グループなど、標的になりやすい組織についてはすべてのアカウントを登録することをおすすめします。

登録の準備をする

高度な保護機能の利用料金はいくらですか?

高度な保護機能プログラムは無料のサービスです。

登録には、個人用デバイスのパスキーをご使用いただくか、セキュリティ キーをご購入ください。また、アクセスできなくなるのを防ぐために、再設定オプションの追加が必要になります。

特別なハードウェアやソフトウェアは必要ですか?

Google アカウントへの登録やログインには、1 つ以上のパスキーまたは FIDO 準拠のセキュリティ キー(Google の Titan セキュリティ キーなど)が必要になります。プライマリおよびセカンダリのセキュリティ要素として以下のいずれかの設定を使用して登録できます。 

  • 2 つのパスキーまたはセキュリティ キー
  • 1 つのパスキーと 1 つのセキュリティ キー
  • 1 つのパスキーまたはセキュリティ キーと再設定オプション(再設定用の電話番号やメールアドレスなど)

米国連邦政府のキャンペーンに参加している場合は、無料の Google Titan セキュリティ キーをご利用いただけます。Google は Defending Digital Campaigns(DDC)と提携して、キャンペーン アカウントを保護し、高度な保護機能に簡単に登録できるようサポートしています。利用資格の有無をご確認ください

登録前に何か設定しておくべきことはありますか?

はい。お使いの Google アカウントにメールアドレス電話番号を追加してください。これによりアカウントがロックされた場合、簡単に復元できるようになります。

高度な保護機能を備えたアカウントを使用する

登録が完了するとどうなりますか?どのような点が変わりますか?

日常的なアカウント利用において、違いを感じることはほとんどありません。

  • アカウントへのログインにパスキーまたはセキュリティ キーが必要になることが最も大きな違いです。
  • ファイルのダウンロード時やアプリのインストール時に、以前より多くのアラートや警告が表示される可能性があります。Google Play ストアや Google Chrome など、すべての Google サービスにはマルウェアに対する強固な保護機能が組み込まれていますが、高度な保護機能ではさらに厳重なチェックを実施するためです。
  • アカウントのセキュリティ機能は、以前は任意だったものの多くが自動で有効になり、無効にできなくなります。

パスキーとセキュリティ キーの使用

パスキーとは何ですか?作成方法や必要な個数について教えてください。

パスキーは、Google アカウントにログインするための最も簡単かつ安全な方法です。パスワードは不要で、指紋認証、顔認証、または画面ロックだけで本人確認ができます。パスキーは推測や再利用ができないため、攻撃者から個人情報を保護するのに役立ちます。また、パスキーは、FIDO 2 準拠の物理的なセキュリティ キーでも作成できます。

高度な保護機能に登録するには、アカウントに少なくとも 1 つのパスキーまたは 1 つのセキュリティ キーを設定する必要があります。

セキュリティ キーとは何ですか?入手方法や必要な個数について教えてください。

セキュリティ キーはアカウントへのログインに使用する物理的なキーで、家や車のキーと同じようなものです。セキュリティ キーを使ってログインする場合は、デバイスにキーを接続するか接触させます。

パスキーまたはセキュリティ キーを使用している Google アカウントは、パスワードのみを使用しているアカウントに比べ、攻撃に対する安全性がはるかに高まります。高度な保護機能に登録するには、1 つ以上のパスキーまたはセキュリティ キーをアカウントに設定する必要があります。

キーの種類

パスキーでは個人用デバイスに組み込まれているセキュリティ機能(指紋、顔認証、その他の画面ロックなど)を使用します。パスキーは FIDO 2 準拠の物理的なセキュリティ キーでも作成できます。

ハードウェア セキュリティ キーにはさまざまな種類があり、ログインするときにデバイスに差し込むタイプの USB キー、近くに置くタイプの Bluetooth キー、スマートフォンにかざすタイプの NFC キーなどがあります。Google の Titan セキュリティ キー、または FIDO 2 オープン スタンダードに対応したキーをご購入ください。FIDO 1 キーも高度な保護機能への登録に使用できますが、ログイン時にはパスワードを追加で入力する必要があります。

キーは常に持ち歩く必要があるのですか?キーを紛失したらどうなりますか?

Google アカウントへのログインにはパスキーまたはセキュリティ キーが必要になります。外出時にはパスキー(デバイス上にあります)またはセキュリティ キーを忘れないようにしてください。

パスキーまたはセキュリティを紛失した場合でも、いずれかのデバイスでログインしていれば、account.google.com にアクセスしてキーを追加したり交換したりできます。どのデバイスにもログインできない場合は、アカウントの復元をリクエストしてください。ただし、本人確認とアカウント復元の処理に数日かかることがあります。

その他のよくある質問については次のページをご覧ください。
高度な保護機能プログラムに関するよくある質問
高度な保護機能に登録する。